2009年3月20日金曜日

願書出し忘れ事件で思ったこと

何で大学側は遅れて出した願書を拒否したんでしょうね。一般入試であれば他の受験生と不公平が生じるのでNGというのは分かりますが、今回の事件は指定校推薦ですよね? ということは大学側が募集枠を各高校へ出しているわけですから、それを超えていなければ、断る理由はないと思いますけどね。期限を守らなかったことがそんなに重大なんですかね。そういう融通の利かない非合理的な考え方嫌いです。:(

もちろん、願書を出し忘れた学校側は悪いですよ。生徒側には100%過失はないわけですから、学校側にここは治めてもらわないと、生徒がかわいそうでなりません。

厳密に言えば、学校側は入試の手続きを請け負っているわけではないので、責任という点では責められないのかもしれませんが、生徒から預かった願書を出し忘れてその生徒の人生を台無しにしたわけですから、何らかの罰を受けるべきです。

それにしても都内某有名私立大学、頭硬いなー。

指定校推薦とは、大学側から高校に対し、「あなたの学校から~人欲しい」という様に出す推薦枠のことです。指定した高校に出すから指定校、というわけです。

これは普通、願書だけ出せば受かります。というのは、高校側は指定校枠にはなるべく優秀な生徒を充てるからです。高校が推薦した生徒が大学で優秀な学生として認識されると、次年度の推薦枠を広げてもらえるかもしれません。もちろんその逆もあります。大学での成績、素行が非道いと推薦枠の縮小、ひょっとしたら対象高から外されてしまうかもしれません。

ですので、指定校枠には大学でも優秀でいられそうな生徒を充てるのです。逆に言えば、指定校推薦を認められた生徒は、高校が認める優等生ということです。

高校によると思いますが、指定校推薦をもらえる条件というのは結構厳しいものです。私の学校では欠席が2日以上あるとほぼ無理でした。通信簿に1があるなんてのはももちろんNGです。その他普段の素行も加味されたりします。次年度の推薦枠、ひいては来年の入学者数にも関わってきますので、高校も必死です。

都内有名私立大学の推薦枠であれば競争率も高かったでしょうね。それを突破して推薦をもらえたのに、学校の手違いで台無しにされてしまったわけです。悔やんでも悔やみ切れません。

それにしても都内某有名私立大学、頭硬すぎるなー

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