2009年3月8日日曜日

オチがわかってても楽しい: 落語の楽しみ方

右に貼っているのは古今亭志ん朝の二番煎じです。寒い冬の夜、火の番小屋にお酒を持ち込みこっそりしし鍋をする噺です。寒い冬に聞くと何とも気分が温まる噺です。

落語にはオチがあって、それを聞いて笑うものなのですが、CDで10回20回も聞いていると、もはやそれで笑うこともないです。しかし、落語を聞くことは楽しいです。音でしか聞いていないのに、情景をイメージできて、感情移入できます。BGMよりも楽しく、他人のおしゃべりを聞くのよりも(いい意味で)低い集中力で聞けます。

私はiPodに落語を入れていつでも聞けるようにしています。歩きながら聞いていると、誰かとおしゃべりしているようで、孤独(?)を紛らわせてくれます。難点なのは、人のしゃべる声であるため、電車の中では聞きづらいことです。それでもめげずに音量を上げて聞くと完全に落語の世界に入れます。

しかし、昔は落語を聞きながら受験勉強なんかもしたもんですが、よく勉強内容が頭に入ったもんだと我ながら感心します。今は落語聞きながらは本も読めません。。。さびしーなー :'(

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