2008年11月24日月曜日

井戸知事の「関東大震災はチャンス」発言の問題点

日本の報道は失言が好きなようで、近畿ブロック知事会議での井戸兵庫県知事の「関東大震災はチャンス」という発言に食いついているようですね。

この件も発言の趣旨を見れば大した問題ではないということは明白なのですが、報道関係者がいる前での発言ということで少しは気をつけても良かったかもしれないですね。でも何て言えば問題にならなかったのでしょうね。

元の発言

まず、東京一極集中をどうやって打破するかという旗を揚げないといけない。物理的には、関東大震災なんかが起これば相当ダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、そのための準備をしておかないといけない。機能的には、金融なんです。金融とマスコミが東京一極集中になっている。東京に行った企業をもう一度、関西に戻せというカムバック作戦を展開していく必要がある。(中略)そういう意味では、防災首都機能を関西が引き受けられるように、あるいは第2首都機能を関西が引き受けられるような準備をしておかないといけない。

本件では発言後すぐに記者会見を行っていますが、そこでの井戸知事の発言が微妙でした。「なぜ問題なのかわからない」

実際に問題であるかどうかは別にして、報道がなぜ騒いでいるか、分からないわけないでしょうに。子供じゃないんだからまともなかわし方をしてください。

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