焦点はどっち？東国原知事への出馬要請

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この話は東国原知事にばかり注目が行きますが、今目を向けるべきは古賀選対委員長の回答ですよ。

もともとはどうせ自民党の票集めのためだけで東国原知事へ出馬要請をしたのでしょうが、知事はそれを真摯に受け止め、出馬の条件を明確に出してきたわけです。

当たり前のことですが、普通のサラリーマンがヘッドハンティングを受ける場合、給料もさることながら、自分が転職後何をさせてもらえるのか、ということはとても大切です。一時的な人集めで転職して、後で捨てられてはたまりませんからね。

古賀選対委員長はオファーを出し、そのアンサーが「総裁候補に立てる覚悟はあるか？」というかなり厳しいもの。これを単に突っぱねれば自民党の票集めだということが露見し、受諾すればそれなりの対応をすることを求められる。もちろん知事もそれなりの覚悟がある上での発言なんですよねきっと。(それともテレビで言われているように「俺を入れたきゃ社長にしろ」的な発言なんですかね。)

いずれにしてもこれからの展開には注目したいです。地方分権を確立したいという知事の思いから放たれた「総裁候補」という言葉。それを総理の椅子欲しさに言っているかのように受け取るメディアや「支離滅裂」って言っている人は、もはやカヤの外です。