2008年12月22日月曜日

CDに対する愛着の薄れ

大塚愛さんの「Love Letter」を購入しました。大塚さんのステキな笑顔のアップというインパクトのあるジャケットです。グッときます。ドキッとします。:*)

思えば昔はCDを1枚買うごとに、CDプレーヤで再生しつつ歌詞カードをじっと眺め、1曲1曲をかみしめながら目と耳で楽しんでいました。もっと言えば、ジャケットの絵や写真だけでも友達と一緒にいい悪い、好きだ嫌いだと話したものです(そんなに昔の話でもないですが)。CDがバカ売れた時代(そう、小室全盛期の頃です)のようにCDという、音楽ではなく、ものをとてもありがたがる、ということを最近しなくなったなーと感じました。今20~30代の人、そうじゃないですか?

ものとしての価値を上げるため、今はDVDが付いてきたりしますが、それも当たり前になってきて、DVDが付いていること自体は特別感はあまりありません。そしてプロモーションビデオを見ても何かおまけのような感じがして、有難味もだんだん薄れてきた気がします(それでも他に合法的に入手する手段のないプロモーションビデオを見ることができるのはありがたいです)。

ファイル共有ソフト黎明期(今から5、6年前のことです)に「CDが売れなくなった」とレコード会社が騒いだこともありましたが、遅かれ早かれ、音楽が日常により近いものになり、音楽はパソコンやiPodで聞く今のような時代は来たと思います。そしてそれとともに、CDに対する愛着はどんどん薄れ、買ってパソコンでエンコードしたら、あとは棚に並べて背表紙だけが日焼けしてゆくという、何とも寂しい時代になってしまいました。

レコード会社の人、今一度ものとしてのCDを再起させるべく、何かいい案考えてください!

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